小島直記著『小説三井物産(上)』などを読了

令和5年2月3日から9日の期間に次の8冊を読み終えた。

1.深堀元文著/前世療法探偵キセキ(文芸社、2020年)

2.小島直記著/小説三井物産 上巻(講談社、2019年)

3.内海聡著/99%の人が知らないこの世界の秘密 〈彼ら〉にだまされるな!(イースト・プレス、2014年)

4.石山喜章著/世界が一瞬で変わる 潜在意識の使い方(あさ出版、2015)

5.内海聡著/99%の人に伝えたい この世界を変える方法 “彼ら”を打倒せよ!(イースト・プレス、2015年)

6.松本清張著/火の路 上巻(文藝春秋、2009年)

7.松本清張著/火の路 下巻(文藝春秋、2009年)

8.由井りょう子著/黄色い虫 船山馨と妻の壮絶な人生(小学館、2014年)

〈感想、メモ〉

1.深堀元文著/前世療法探偵キセキ(文芸社、2020年)

長編小説。二年連続で立春に若い女性が犠牲者となる殺人事件が起こる。3年目の立春が近づいた時期にもまだ犯人は逮捕されていない。若くして精神科病院の院長である小此木稀夕はテレビでこの事件についてのコメント、注意喚起などを行っていた。そのような時、紀穂子という女性が彼に近づき、稀夕は彼女と「前世療法」を体験することとなる。

著者深堀元文は精神科医、小説家。

kindle unlimitedで読んだ。

2.小島直記著/小説三井物産 上巻(講談社、2019年)

長編歴史小説。益田孝、五代友厚、三野村利左衛門、馬越恭平、大倉喜八郎らが登場。

著者小島直記は1919年福岡県生まれ。

kindle unlimitedで読んだ。

3.内海聡著/99%の人が知らないこの世界の秘密 〈彼ら〉にだまされるな!(イースト・プレス、2014年)

著者の考える「世界の構造」が解説される本。医療の問題、食の問題、政治の問題など、様々な問題の根底に存在するより根源的な問題について語られたものである。

著者内海 聡(うつみ さとる)は1974年兵庫県生まれ。

4.石山喜章著/世界が一瞬で変わる 潜在意識の使い方(あさ出版、2015)

より良いコミュニケーションを行うための潜在意識のとらえ方、用い方について述べられた本。

著者石山 喜章(いしやま よしあき)は1977年鳥取県生まれ。

kindle unlimitedで読んだ。

5.内海聡著/99%の人に伝えたい この世界を変える方法 “彼ら”を打倒せよ!(イースト・プレス、2015年)

上記『99%の人が知らないこの世界の秘密 〈彼ら〉にだまされるな!』の続編。

kindle unlimitedで読む。

6.松本清張著/火の路 上巻(文藝春秋、2009年)

7.松本清張著/火の路 下巻(文藝春秋、2009年)

長編古代史ミステリー小説。朝日新聞朝刊に1973年から連載されたもの。

飛鳥時代の酒舟石などの石造物の由来や建造目的などに主人公の研究者高須通子が迫る。

役小角、斉明天皇、雄略天皇についての記述が面白かった。

下巻の巻末に森浩一の解説が付される。

〈役小角に関する本についての記載がある過去記事〉

クラウス・シュワブの『グレート・リセット』などを読了

ピョートル・フェリークス・グジバチ著『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』などを読了

〈雄略天皇について触れる箇所のある飛鳥昭雄と船井幸雄の対談『〈4つの超常識対談〉飛鳥昭雄×船井幸雄』(学研パブリッシング)を読んだ記録を含む記事〉

清岡卓行著『アカシヤの大連』などを読了

8.由井りょう子著/黄色い虫 船山馨と妻の壮絶な人生(小学館、2014年)

小説家船山馨とその妻春子の伝記。夫婦ともに同時期にヒロポン中毒に陥っており、二人が共有した幻覚のひとつがタイトルになっている「黄色い虫」だった。中毒を克服し、『石狩平野』執筆から出版までの流れは感動的だった。

著者由井りょう子は1947年長野県生まれ。

〈関連記事 船山馨の小説『放浪家族』(集英社)を読んだ記録を含む記事〉

ジョーダン・ピーターソン著『生き抜くための12のルール』などを読了

(敬称略)

(『火の路』の上・下巻はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

(上の画像はPlaygroundにより生成されました。2024ねん8月14日加筆)

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