令和4年8月24日、以下の2冊を読み終えた。
1.四方田犬彦、石井睦美著/再会と別離(新潮社、2011年)
2.斎藤貴男著/安倍改憲政権の正体(岩波書店、2013年)
〈感想、メモ〉
1.四方田犬彦、石井睦美著/再会と別離(新潮社、2011年)
『再会と別離』は四方田犬彦と石井睦美との往復書簡集。面白かった。中村真一郎について書かれた部分が特に興味深かった。
例えば、第3書簡(四方田犬彦から石井睦美)。この書簡の内容は中村真一郎の作品、『四季』についての論、また、中村による江戸の文人たちの評伝についての考察などである。
2.斎藤貴男著/安倍改憲政権の正体(岩波書店、2013年)
『安倍改憲政権の正体』では安倍政権と米国との関係性について述べられた部分が印象的だった。
以下、「」内、目次から各章のタイトルを引用。「1 安倍政権をどう見るか」、「2 アベノミクス、TPP参加が意味するもの」、「3 衛星プチ帝国の臣民を育てるためにー教育は誰のものか」、「4 改憲への意欲」、「5 恥ずかしい国へ」。以上、引用終わり。
巻末著者紹介によると、著者斎藤貴男はジャーナリスト、1958年生まれ。
(敬称略)
(上の2冊はサピエ図書館所蔵の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の皆様に感謝申し上げます。)
〈参考ページ〉
『安倍改憲政権の正体』の目次の漢字・かなの表記は次のページを参考にさせていただきました。感謝申し上げます。
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