吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』などを読了

令和4年10月22日、次の二冊を読み終えた。

1.吉野源三郎著/君たちはどう生きるか(岩波書店、1982年)

2.藤井孝一著/読書は「アウトプット」が99% その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方(三笠書房、2014年)

〈感想、メモ〉

1.吉野源三郎著/君たちはどう生きるか

小説。主人公は「コペル君」というニックネームを持つ中学生。もともとは1930年代に出た本。山本有三の編んだ「少日本国民文庫」の最終巻。この岩波の版には作者吉野によるこの小説の解説文と丸山眞男による解説(もともと吉野のための追悼文であった文章)が収録される。

吉野源三郎(Yoshino Genzaburou,1899~1981)は東京の生まれ。東京大学哲学科を卒業。雑誌「世界」の初代編集長。(参考文献参照)

2.藤井孝一著/読書は「アウトプット」が99% その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方

読んだ本の内容をどのようにアウトプットするかといったことなどが書かれた本。再読。読書についての本であるので、様々な本が登場する。登場する本は主にビジネス本である。第5章では著者の推薦する本がテーマ別に挙げられている。多くは未読なので、これから読むのが楽しみだと思った。

以下、目次から、「」内に章のタイトルを引用。「1章 もっと「本の話」を誰かとしよう」、「2章 「速読」よりも「乱読」せよ!」、「3章 読書を最高の「自己投資」にする技術」、「4章 「お金を稼ぐ人」は本をこう読む!」、「5章 私は、こんな本を読んできた」。以上、引用終わり。

著者紹介によると、著者藤井孝一(Fujii Kouichi,1966~)は経営コンサルタント。

〈参考文献〉

吉野源三郎著/人間の尊さを守ろう 改訂(ポプラ社、2000年)

(敬称略)

(今回の二冊はサピエ図書館の点字データを用いました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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