令和4年5月8日、以下の3冊を読み終えた。
1.大熊美智代、吉野玲、猪股和子著/こんなに簡単楽しいブログ(ローカス、2005年)
2.今野敏著/鬼龍(中央公論新社、2011年)
3.浅田次郎著/勝負の極意(幻冬舎、1997年)
〈メモ〉
1.大熊美智代、吉野玲、猪股和子著/こんなに簡単楽しいブログ(ローカス、2005年)
『こんなに簡単楽しいブログ』はブログの概要や開設方法などが開設される。livedoor Blogが例にとられる。
2.今野敏著/鬼龍(中央公論新社、2011年)
『鬼龍』は小説。鬼道衆の末裔鬼龍浩一が主人公である。鬼龍浩一は修行中の実であり、亡者祓いを請け負う。亡者とは、陰の気にとらわれた者のことである。
気に関する記述が面白いと思った。第4章で鬼龍が朝日を浴びて陽の気を補充する場面が描かれているが、興味深く読む。
ほか、主人公の古代史像が面白く思われる。『魏志倭人伝』における倭人についての見方、卑弥呼の鬼道についての解説、『史記』における大船団来航の記述の話など。
巻末に細谷正充による解説あり。
著者今野敏は1955年北海道生まれ。
3.浅田次郎著/勝負の極意(幻冬舎、1997年)
『勝負の極意』は2部構成。第1部では著者がいかにして作家となったかが語られ、第2部では競馬について語られる。第1部を興味深く読んだ。
(敬称略)
〈参考ページ〉
『鬼龍』の登場人物の名前の漢字表記は中央公論新社のページを参考にさせていただきました。
(上の三冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
コメント