2023年の12月21日から31日までの期間に次の本を読み終えた。『天平の甍』のほかの本はkindle版をiPhoneのVoiceOver機能で聴く。
1.J.K.ローリング著、ゆうこ まつおか訳/ハリー・ポッターと炎のゴブレット(Pottermore Publishing、2015年)
2.本田健太著/おすすめの副業、Amazonキンドル出版。書き方&文章術:電子書籍を書きたいけどなかなか書けない人へ(2021年)
3.本田健太著/kindle電子書籍出版で無名でも月に3万円稼ぐ方法:Twitter・インスタフォロワーゼロ。ブログもなしでも売れる・稼げる(2021燃)
4.井上靖著/天平の甍(新潮社、1954年)
5.五代ゆう著/豹頭王の来訪(早川書房、2016年)
6.アルベール・カミュ著、大久保敏彦訳、窪田啓作訳/転落・追放と王国(新潮社、2003年)
7.邱永漢著/鮮度のある人生 年齢を重ねても飽きず挫けず(PHP研究所、1997年)
8.小田やかた著/これで読書ノートが続く!本を探す・読む・活かすを効率的にする「Kindle×Evernote読書術」(小田やかた、2020年)
9.小田やかた著/読書の常識を超える「Kindle Unlimited 7つの活用術」(ODA BOOK、2022年)
〈感想、メモ〉
1.J.K.ローリング著、ゆうこ まつおか訳/ハリー・ポッターと炎のゴブレット(Pottermore Publishing、2015年)
この巻では、登場人物のハーマイオニーが使役される存在の待遇改善のために奔走する姿が興味深かった。
2.本田健太著/おすすめの副業、Amazonキンドル出版。書き方&文章術:電子書籍を書きたいけどなかなか書けない人へ(2021年)
kindle出版が副業として有望だと考え、自らもkindleを複数出帆する経験を持つ著者によるkindle出版ガイド。段階を踏んで解説され、わかりやすい。
3.本田健太著/kindle電子書籍出版で無名でも月に3万円稼ぐ方法:Twitter・インスタフォロワーゼロ。ブログもなしでも売れる・稼げる(2021燃)
この書籍には、「電子書籍で月5万円の印税を達成するまでのドキュメント」という章が収録されており、これは読み物としても面白かった。
4.井上靖著/天平の甍(新潮社、1954年)
二十数年ぶりに読んだ。前回と同じく、自ら写した経を日本に持ち帰る希望を持つ僧・業行の運命が印象に残る。
ほか、今回は次のような場面が記憶に残る。(一)遣唐使の大使・多治比広成が山上憶良に歌を贈られる場面。(二)玄昉の登場する場面。(三)当時五十五歳の鑑真と対話した僧・栄叡の言葉の中に聖徳太子について語られるものがあったということ。
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松本清張の歴史小説『昉人』(中央公論新社)を読んだ記録を含む記事
玄昉について触れられた部分のある『古代史私注』(講談社)を読んだ記録を含む記事
5.五代ゆう著/豹頭王の来訪(早川書房、2016年)
グイン・サーガ第139巻。この巻には、グイン、リギア、マリウス、ヴァレリウス、アッシャ、スカール、スーティ、ブラン、ザザらが登場する。
〈関連記事 リギアの登場する巻を読んだ記録を含む記事〉
五代ゆう著、グイン・サーガ『永訣の波濤』、『流浪の皇女』(いずれも早川書房)を読んだ記録を含む記事
ジョーダン・ピーターソン著『生き抜くための12のルール』などを読了
五代ゆう著、グイン・サーガ『水晶宮の影』(早川書房)を読んだ記録を含む記事
五代ゆう著、グイン・サーガ『雲雀とイリス』(早川書房)を読んだ記録を含む記事
6.アルベール・カミュ著、大久保敏彦訳、窪田啓作訳/転落・追放と王国(新潮社、2003年)
『転落』(大久保敏彦訳)と『追放と王国』(窪田啓作訳)が収録される。『転落』の舞台はアムステルダム。『追放と王国』は短編集であり、「不貞」、「背教者」、「啞者」、「客」、「ヨナ」、「生い出ずる石」から成る。「不貞」の主人公はジャニーヌという女性であり、舞台はさばく。「背教者」は残酷な物語。「唖者」では、労働者の姿が描かれる。「客」は教師のダリュを主人公とした物語。「ヨナ」の主人公は画家のジルベール・ヨナ。「生い出ずる石」の舞台はブラジル。
7.邱永漢著/鮮度のある人生 年齢を重ねても飽きず挫けず(PHP研究所、1997年)
邱永漢(1924~2012※参考ページ参照)による老年季についての本。以下、目次から章の名前を引く。「Ⅰ 新しい人生の発見」、「Ⅱ 五十台のジレンマ」、「Ⅲ さらばマンネリ」、「Ⅳ 鮮度のある生き方」、「Ⅴ 七十歳の急坂」、「Ⅵ 満たされた時をすごす」。引用終わり。食事と病気に関する体験談を興味深く読む。
〈参考ページ〉
8.小田やかた著/これで読書ノートが続く!本を探す・読む・活かすを効率的にする「Kindle×Evernote読書術」(小田やかた、2020年)
購入する本のほとんどがkindleだという著者による、読書術に関する書籍である。読書ノートを作ることを推奨しており、また、その使い方についても書かれている。以下、目次から章のタイトルを「」引用。「第1章 探す」、「第2章 読む」、「第3章 作る」、「第4章 活かす」。以上引用。
9.小田やかた著/読書の常識を超える「Kindle Unlimited 7つの活用術」(ODA BOOK、2022年)
上記8.と同様、読書術についての本だが、この本は特にアンリミテッドのサービスについて語られる。アンリミテッドの利用の仕方などが書かれているが、特に月ごとに何をするかといったリズムに関する記述が印象に残る。
(以上、敬称略)
(『天平の甍』はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳のボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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