令和4年7月5日、6日の2日間に以下の2冊を読み終えた。
1.阿井渉介著/風神雷神の殺人(講談社、1994年)
2.中山七里著/境界線(NHK出版、2020年)
〈感想・メモ〉
1.阿井渉介著/風神雷神の殺人(講談社、1994年)
『風神雷神の殺人』は推理小説。面白かった。
江東区に住む主婦に送られた脅迫状から物語が始まる。脅迫状を持ち、主婦は警視庁に相談に出向く。脅迫状の中には「風神」の文字があり、捜査1課の刑事はそれを見て面食らう。その後、事件が複数の県にまたがって起こる。
著者阿井 渉介(あい しょうすけ)は1941年北京生まれ。
2.中山七里著/境界線(NHK出版、2020年)
『境界線』は震災後の宮城県が舞台である推理小説。宮城県警捜査一課の警部が主人公。
2018年5月ある日の朝の気仙沼市で、女性の死体が発見される。女性が所持していた運転免許証の氏名欄には笘篠奈津美とあった。県警に勤務する笘篠誠一郎の妻の名であった。彼女は震災で行方不明となっていた。気仙沼署から県警に知らせが入り、笘篠は現場に向かう。
以上冒頭部分のあらまし。
著者中山 七里(なかやま しちり)は1961年生まれ、岐阜県の出身。
(敬称略)
(上の二冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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