2022年7月16日、以下の本を読み終えた。
1.三好徹著/チェ・ゲバラ伝 増補版(株式会社文藝春秋、2014年)
2.椎名誠著/土星を見るひと(新潮社、1992年)
〈感想、メモ〉
1.三好徹著/チェ・ゲバラ伝 増補版(株式会社文藝春秋、2014年)
kindle版をiPhoneのVoiceOverで聴く。
「第1章 メキシコまで」、「第2章 グランマ号」、「第3章 奇跡の革命」、「第4章 別れの手紙」という構成。
第1章の最後、「13 ダレス兄弟」を興味を持って読んだ。ジョン・フォスター・ダレスとその弟アレン・ダレスのダレス兄弟とグアテマラについて書かれたパートで絵ある。
また、やはり、チェたちが日本を訪れたときの様子も印象に残る。第3章の「29 日本への評価」というパートには、チェらが広島を訪問したことなどが記されている。一行は原爆病院や資料館を訪れている。
「あとがき」によると、『チェ・ゲバラ伝 増補版』のもとになったのはは1971年に出版された『チェ・ゲバラ伝』であるとのこと。
2.椎名誠著/土星を見るひと(新潮社、1992年)
『土星を見るひと』は短編小説集。「うねり」、「壁の蛇」、「クックタウンの一日」、「桟橋のむこう」、「コッポラコートの私小説」、「ボールド山に風が吹く」、「土星を見るひと」の7作品が収められる。巻末に夢枕獏が文章を寄せている。
(敬称略)
(『土星を見るひと』はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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