令和4年5月7日に以下の3冊を読み終えた。
1.佐藤ノブ著/無人島売ります!(主婦の友社、2019年)
2.今野敏著/流行作家は伊達じゃない(角川春樹事務所、2014年)
3.斎藤栄著/熊本城秘愛殺人事件(廣済堂出版、1994年)
〈感想・備忘録〉
1.佐藤ノブ著/無人島売ります!(主婦の友社、2019年)
『無人島売ります!』は無人島ビジネスについての本。無人島売買の現場など、普段なじみのないことについて読むことができ、勉強になった。
巻末の著者紹介によると、著者佐藤ノブは1967年の生まれ。日本で唯一の無人島専門不動産業の会社であるところのアクアスタイルズの代表であるとのこと(この本の刊行当時)。
2.今野敏著/流行作家は伊達じゃない(角川春樹事務所、2014年)
『流行作家は伊達じゃない』は多数の人気シリーズを持つ作家今野敏の自伝。書き下ろし短編1編も収録。自伝も短編小説も非常に面白かった。巻末には関口苑生による解説、今野敏の著作リストあり。著作リストを読むと、改めて作品の幅広さに驚く。
「第2章 上智大学時代の思い出」の中では、二代目の山下洋輔トリオの演奏にノックアウトされた話など、ジャズとの出会いのエピソードが語られており、印象に残る。
収録される短編「初任教養」には、速水直樹、安積剛志らが登場、柔道の場面が描かれ、興味深く読む。
著者今野敏は1955年北海道生まれ。
3.斎藤栄著/熊本城秘愛殺人事件(廣済堂出版、1994年)
『熊本城秘愛殺人事件』は推理小説。二階堂日美子シリーズ。
神奈川県鎌倉の材木座に居を構える主人公二階堂日美子に初頭のある日、旧友井上純から電話がかかってくる。井上は怪我で入院していて、日美子に相談したいことがあるので、現在住んでいる熊本に来てほしいのだと言う。
(敬称略)
(上の三冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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