令和4年6月2日から4日までの3日間に以下の3冊を読み終えた。
1.安藤忠雄著/境界をこえる(講談社、2012年)
2.忌野清志郎著/ロックで独立する方法(太田出版、2009年)
3.今野敏著/廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕(幻冬舎、2014年)
〈感想、メモ〉
1.安藤忠雄著/境界をこえる(講談社、2012年)
『境界をこえる』は「15歳の寺子屋」シリーズの一冊。幸田露伴の『五重塔』について語られる部分を興味深く読んだ。
2.忌野清志郎著/ロックで独立する方法(太田出版、2009年)
『ロックで独立する方法』は『Quick Japan』に連載されていたもの。2000年から2001年にかけて行われたインタビューがもとになっている。ロック・ジャーナリズムについての話など、面白かった。
3.今野敏著/廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕(幻冬舎、2014年)
『廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕』は推理小説。シリーズ中の一作。
小説は、主人公である樋口顕と彼の妻の恵子との会話から始まる。彼らの娘である照美について二人は話し合っている。その会話がなされた夜、夜の11時過ぎに彼は世田谷のマンションの一室で遺体が発見されたとの報を受ける。
この作品は、主人公の家族に起こることの描かれ方が印象的であった。情報やプライバシーといった今日的な問題も描かれており、興味を持って読む。
(敬称略)
(上の三冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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