令和4年10月6日、以下の3冊を読み終えた。
1.松本敬子著/時空を越えた恋 易経ロマンス(健友社、2000年)
2.竹村亜希子、都築佳つ良著/こどものための易経 自分のことが好きになる(致知出版社、2018年)
3.馳星周著/光あれ(文藝春秋、2011年)
〈メモ〉
1.松本敬子著/時空を越えた恋 易経ロマンス(健友社、2000年)
『時空を越えた恋 易経ロマンス』は易経が一つの柱となっている現代小説。主人公の女性は易で占いをすることができる。主人公は花屋の奥でコインを用いて易占いを毎日行う。主人公は自らのことや彼女を訪れる人のことを占う。「水火既済」、「火地晋」などの卦が作中に登場し、その経過が描かれる。
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2.竹村亜希子、都築佳つ良著/こどものための易経 自分のことが好きになる(致知出版社、2018年)
『こどものための易経 自分のことが好きになる』は子供向けに書かれた易経の解説書。「潜龍」、「亢龍」、「鼎」といった言葉を含む文章が解説される。
第二章で水雷屯、坎為水の中の言葉が紹介されているのが印象的だった。
3.馳星周著/光あれ(文藝春秋、2011年)
『光あれ』は敦賀を舞台にした現代小説。立石岬、若狭湾、敦賀半島といった場所を背景に物語は進行する。
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(敬称略)
(上の三冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
(上の画像はPlaygroundで生成されたものです。(2024年7月21日加筆))
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