令和4年8月15日、以下の2冊を読み終えた。
1.土屋恵一郎著/NHK100分de名著ブックス 世阿弥 風姿花伝(NHK出版,電子書籍版製作2015年)
2.和久峻三著/愛すべく、ハッカーたち(勁文社、1994年)
〈感想、メモ〉
1.土屋恵一郎著/NHK100分de名著ブックス 世阿弥 風姿花伝(NHK出版,電子書籍版製作2015年)
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『NHK100分de名著ブックス 世阿弥 風姿花伝』は風姿花伝の解説本。風姿花伝の普遍性が平易な言葉で語られており、読みやすい。再読。
「はじめに」の中に、P・F・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker,1909~2005(参考ページ1))のイノベーション理論と『風姿花伝』との共通点について語られる部分があり、興味深く読んだ。ドラッカーの著作『マネジメント』の中の文章に、世阿弥の(以下引用)「珍しきが花なり」(引用終わり)と同様の内容を示すものがあるとのことであった。。
著者土屋恵一郎(つちや・けいいちろう)は1946年東京都生まれ。明治大学法学部教授(刊行当時)。
2.和久峻三著/愛すべく、ハッカーたち(勁文社、1994年)
『愛すべく、ハッカーたち』は犯罪小説。ウィキペディアによると、本作は1988年に角川文庫から出ていたものが94年に勁文社から出されたものであるようだ(参考ページ2)。登場人物の会話での言葉遣いなど、時代を感じさせる。
物語は登場人物の一人(高校2年生)が吉祥寺北口の街を歩く場面から始まる。
〈参考ページ〉
(敬称略)
(『愛すべく、ハッカーたち』はサピエ図書館所蔵の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
(上の画像はPlaygroundにより生成されました。2024年8月10日加筆)
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