令和4年6月23日、以下の2冊を読み終えた。
1.パトリシア・コーンウェル著、相原真理子訳/接触(講談社、1997年)
2.ブライアン・トレーシー著、片山奈緒美訳/頭がいい人、悪い人の仕事術(アスコム社、2005年)
〈感想、メモ〉
1.パトリシア・コーンウェル著、相原真理子訳/接触(講談社、1997年)
『接触』は推理小説。検屍官ケイ・スカーペッタのシリーズ第8作。新井素子の『素子の読書あらかると』で紹介されていたもの。
主人公のケイ・スカーペッタはヴァージニア州検屍局長。
この小説は、アイルランドのダブリン、シェルボーン・ホテルの一室で主人公が眠れずにいるという場面から始まる。主人公は王立外科医協会の依頼でダブリン大学のメディカルスクールで講義を行うことになったのだった。ケイは訪れたダブリンでかつて起こった事件とアメリカで起こった事件との共通点に着目する。以上、冒頭部分。
リッチモンド市警察のピート・マリーノと主人公ケイとのエルヴィス・プレスリーに関する会話が興味深かった。Living Colourの‘Elvis is Dead’を思い出した。
著者紹介によると、作者のパトリシア・コーンウェル(Patricia Cornwell)はマイアミの生まれ、警察記者などの職業を経たのちに作家デビューを果たしているとのこと。
2.ブライアン・トレーシー著、片山奈緒美訳/頭がいい人、悪い人の仕事術(アスコム社、2005年)
以前読んだ『新ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門』(カレン・キングストン著、田村明子訳、小学館)の中でブライアン・トレーシーの著作が紹介されていた。『新ガラクタ~』の中で紹介されていた書籍とは違うものだが、今回はブライアン・トレーシーの『頭がいい人、悪い人の仕事術』を読んだ。タイトル通り仕事のやり方に関する本。面白かった。
〈関連記事 『新ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門』を読んだ記録を含む記事〉
著者ブライアン・トレーシー(Brian Tracy)はアメリカのスピーカー、コンサルタント、トレーナー。
〈参考図書〉
新井素子著/素子の読書あらかると(中央公論新社、2000年)
カレン・キングストン著、田村明子訳/新ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門(小学館、2013年)
(敬称略)
(上の二冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
コメント