令和4年6月5日から7日までの期間に以下の本を読み終えた。
1.浅田次郎著/ひとは情熱がなければ生きていけない(海竜社、2004年)
2.佐藤富雄著/ウソの法則 100%願望をかなえる(幻冬舎、2006年)
3.本城雅人著/境界 横浜中華街・潜伏捜査(講談社、2015年)
〈感想、メモ〉
1.浅田次郎著/ひとは情熱がなければ生きていけない(海竜社、2004年)
『ひとは情熱がなければ生きていけない』はエッセイ。著者の人生が多く語られる。三島由紀夫についての話や著者の自衛隊時代の話など、おもしろかった。
2.佐藤富雄著/ウソの法則 100%願望をかなえる(幻冬舎、2006年)
『ウソの法則 100%願望をかなえる』では良いウソと悪いウソの違いが解説される。中で紹介される映画や小説に興味が湧く。
3.本城雅人著/境界 横浜中華街・潜伏捜査(講談社、2015年)
『境界 横浜中華街・潜伏捜査』は推理小説。1981年、2012年の神奈川が描かれる。解説は千街晶之。
「プロローグ 一九八一年」、「第一章 国民党と中共一派」、「第二章 一九八一、横濱、中華街」、「第三章 山手の蒋介石(※)」、「第四章 外事の犬」、「第五章 禁忌の恋」、「第六章 三つ目の中国」、「第七章 雄獅希望」という構成。
主要登場人物の一人、将一は華僑二世の父親と日本人の母親を持つ。彼の国籍は中国籍である。この小説のプロローグでは、獅子舞(高く不安定な場所で行う危険なもの)を練習する将一と亮仔、それを見守る志龍の姿が描かれる。
(敬称略)
(※蒋介石の表記は、ブログ執筆者の使用機器と設定の事情により、簡体字でおこなっております。ご了承ください)
(上の三冊はサピエ図書館の点字データを使用しました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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