以下の5冊は4月28日からの三日間に読み終えたものである。
1.乙一著/天帝妖狐(集英社、2001年)
2.李龍徳著/愛すること、理解すること、愛されること(河出書房新社、2018年)
3.カレン・キングストン著、田村明子訳/新ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門(小学館、2013年)
4.六道慧著/ヤコブの梯子(光文社、2016年)
5.船瀬俊介著/あぶない電磁波 ガン、白血病などを防ぐためには(三一書房、1996年)
〈感想、メモ〉
1.乙一著/天帝妖狐(集英社、2001年)
『天帝妖狐』には『A MASKED BALL』と『天帝妖狐』の2編の小説が収録される。巻末に我孫子武丸の解説が収められる。
巻末著者紹介によると、著者の乙一(おつ・いち)は、1978年福岡県の生まれであるとのこと。
2.李龍徳著/愛すること、理解すること、愛されること(河出書房新社、2018年)
『愛すること、理解すること、愛されること』は5人の登場人物たちの会話を中心とした小説。物語は軽井沢へ向かう北陸新幹線の車中での登場人物の二人、鶴見光介と巴香夫婦の口論の場面から始まる。同じ車中、二人とともに軽井沢に向かう水口純吾と北村珠希。四人は、大学の同窓であり、軽井沢へは大学の後輩の妹からの手紙により向かうこととなたのであった。
巻末の著者紹介によると、著者の李龍徳(い・よんどく)は1976年埼玉県の生まれであるとのこと。
3.カレン・キングストン著、田村明子訳/新ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門(小学館、2013年)
『新ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門』は「訳者あとがき」によると、初版(2002年)に著者による30%ほどの加筆がなされたものとのことである。
時間をテーマにした第17章が面白かった。「優先順位」を決めることが時間の無駄をなくすための重要なステップだとしているのが印象に残る。
4.六道慧著/ヤコブの梯子(光文社、2016年)
『ヤコブの梯子』は長編ミステリー小説。参考文献が付されており、興味深い。
5.船瀬俊介著/あぶない電磁波 ガン、白血病などを防ぐためには(三一書房、1996年)
『あぶない電磁波 ガン、白血病などを防ぐためには』は高圧線や家電製品の発する電磁波の危険性を指摘した書籍。
〈関連記事 その中で電磁波の危険性を指摘している『ノーベル医学賞受賞者が教える病気を寄せつけない賢い生き方』(リュック・モンタニエ著、イースト・プレス)を読んだ記録を含む記事〉
リュック・モンタニエの『ノーベル医学賞受賞者が教える病気を寄せつけない賢い生き方』などを読了
高圧線近くに住むことで小児白血病が3,8倍になるというスウェーデンのカロリンスカ研究所の報告などが紹介される。
(敬称略)
(上の5冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
(上の画像はLeonardo.AIにより生成されました。令和六年八月二十一日加筆)
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