黒木亮著『トップ・レフト』などを読了

2024年3月18日から同月末までの期間に次の本を読み終えた。kindle版をAndroidのTalkBack機能で聴く。

1.井上靖著/夜の声(新潮社、2014年)

2.勝間和代著/二週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム(文藝春秋、2016年)

3.黒木亮著/トップ・レフト 都銀vs.米国投資銀行(サウンズグッドカンパニー、2014年)

4.倉下忠憲著/ズボラな僕がEvernoteで情報の片付け達人になった理由(シーアンドアール研究所、2020年)

5.モーパッサン著、中村佳子訳/ベラミ(KADOKAWA、2013年)

6.魯迅著、藤井省三訳/酒楼にて/非攻(光文社、2010年)

〈感想、メモ〉

1.井上靖著/夜の声(新潮社、2014年)

小説。主人公の千沼鏡史郎は、万葉集を研究している。交通事故に遭った彼は、入院した病院で、「(以下引用)――鏡史郎よ、闘え、正せ、直せ!(引用終わり)」という神の声を聴く。神の声を聴いた彼は、孫娘を連れて旅に出る。

ストーリーはかなり変わっているが、万葉集の歌が織り込まれ、描写も詩的な小説。面白かった。

2.勝間和代著/二週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム(文藝春秋、2016年)

読むのは数度目。またここに書いてあることを実行すべく読む。

3.黒木亮著/トップ・レフト 都銀vs.米国投資銀行(サウンズグッドカンパニー、2014年)

小説。タイトルのトップ・レフトとは、巨額の融資を扱う融資団の主幹事のことであるらしい。邦銀のロンドン支店次長の今西と、彼のかつての同僚であり米系投資銀行の人間となった龍花が軸となって物語が進む。

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石津博著、石津和紀編集『私の大連』などを読了

4.倉下忠憲著/ズボラな僕がEvernoteで情報の片付け達人になった理由(シーアンドアール研究所、2020年)

再読。ビジネス本に分類されるものだと思う。読み終えてパソコンの音声読み上げでEvernoteを使うことに挑戦したのだが、今回もブログ執筆者の技術では難しかった。

ただ、Evernote以外にもこの本を通じて学ぶことは少なくない。

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アルベール・カミュ著、清水徹訳『シーシュポスの神話』などを読了

5.モーパッサン著、中村佳子訳/ベラミ(KADOKAWA、2013年)

元軽騎兵隊下士官のジョルジュ・デュロワを主人公とした長編小説。

6.魯迅著、藤井省三訳/酒楼にて/非攻(光文社、2010年)

短編小説集。墨子を主人公とした「非攻」が印象的だった。

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アルベール・カミュ著、清水徹訳『シーシュポスの神話』などを読了

(以上、敬称略)

(上の画像はAI PICASSOにより生成されました。2024年8月9日加筆)

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