令和5年1月2日、次の二冊を読み終えた。
1.室生犀星著/蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ(講談社、)
2.望月俊孝著/幸せの法則 かならず幸せになれる「法則」があります。(中経出版、2007年)
〈感想、メモ〉
1.室生犀星著/蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ(講談社、)
表題作『蜜のあわれ』は老作家と金魚、幽霊による会話から成る小説。設定も登場人物間の会話の内容も独特である。『われはうたえどもやぶれかぶれ』は闘病記。作品の最初の部分では排尿障害の様子が描かれる。後半においては入院中の様子、思考が記される。一種冷徹な作者の筆に迫力を感じる。上記に作品を含む全五作品収録。解説も充実していると思った。
2.望月俊孝著/幸せの法則 かならず幸せになれる「法則」があります。(中経出版、2007年)
成功するための思考法や行動について書かれた本。トーマス・J・ワトソン・シニアやビル・ゲイツらの言葉や行動が例に挙げられる。
(敬称略)
(上の二冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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