令和4年8月16日、以下の2冊を読み終えた。
1.柳生真吾著/柳生真吾の八ヶ岳だより だから園芸はやめられない(日本放送協会、2004年)
2.田中浩太郎著/大切なもの3つ(鉱脈社、1997年)
〈感想、メモ〉
1.柳生真吾著/柳生真吾の八ヶ岳だより だから園芸はやめられない(日本放送協会、2004年)
『柳生真吾の八ヶ岳だより だから園芸はやめられない』では八ヶ岳の自然についての文章を興味深く読んだ。著者が住む八ヶ岳南麓は標高が1350mであるとのこと。カタクリの花によって春の訪れを感じるという話などが印象的だった。
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2.田中浩太郎著/大切なもの3つ(鉱脈社、1997年)
『大切なもの3つ』は都城盆地に関するエッセイ集。地域の魅力を認識、発信することとインターネットの重要性に着目した本書籍の著者の先見の明は確かなものであると思った。
ほか、印象的だったのは第2章の中の「ハザカプラント」(1993年11月1日)。ハザカプラントとは、有機性廃棄物の堆肥化を行う装置であるとのこと。宮城県においてこの装置を用いた施設を著者は視察し、「(以下引用)「各種廃棄物の堆肥化」という大地への循環は避けて通れない道だ(引用終わり)」と感じたと語る。
著者紹介によると、著者田中浩太郎は1941年鹿児島県生まれ。
(敬称略)
(上の二冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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