令和5年1月13日、田中光二の小説、『処刑の地平線』(光文社、1995年)を読み終えた。処刑捜査官のシリーズ。この作品はシリーズのある種の転換点を含んでいる。
主人公はS機関という謎の組織に育てられた北条貴。本作では北条はS組織と対立することとなっており、心身の疲労もピークとなっている。
著者田中光二(1941~)は日本統治下の朝鮮の生まれ。多彩な分野の作品で知られる。筒井康隆がその著作『着想の技術』の中で田中光二と決闘した夢をみた事について書き記している。
〈参考文献〉
筒井康隆著/着想の技術[電子書籍版](新潮社、2014年)
〈参考ページ〉
(敬称略)
(『処刑の地平線』はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
(上の画像はLeonardo.AIにより生成されました。2024年10月31日加筆。)
コメント