令和4年10月12日、以下の二冊を読み終えた。
1.ジュリア・キャメロン、エマ・ライブリー著、菅靖彦訳/いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。(サンマーク出版、2020年)
2.池波正太郎著/一本眉 新鬼平犯科帳(文藝春秋、1991年)
〈感想、メモ〉
1.ジュリア・キャメロン、エマ・ライブリー著、菅靖彦訳/いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。
著者ジュリア・キャメロンのベストセラー『ずっとやりたかったことを、やりなさい』に比べてより高い年齢層の読者に向けて書かれた本。
2.池波正太郎著/一本眉 新鬼平犯科帳
「熱海みやげの宝物」(熱海)、「殺しの波紋」(大川)、「夜針の音松」(四谷坂町)、「墨つぼの孫八」(本所立川)、「春雪」(清水門外)、「一本眉」(湯島天満宮裏門近く)の6編を収録(タイトルの後の()内は物語の冒頭場面の舞台)。数年ぶりに再読。今回は密偵・おまさが本所立川の橋で声を掛けられる場面から始まる「墨つぼの孫八」と長谷川平蔵の出勤場面で幕を開ける「春雪」、同心の木村忠吾が飲み屋で談笑している場面で始まる「一本眉」を面白いと感じた。
〈関連記事 池波正太郎作品『ごろんぼ佐之助』(リブリオ出版)を読んだ記録を含む記事〉
(敬称略)
(上の二冊はいずれもサピエ図書館の点字データを使用しました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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