森村誠一の推理小説『棟居刑事の情熱』などを読了

令和4年11月13日、次の二冊を読み終えた

1.親鸞述、五木寛之訳/私訳歎異抄(東京書籍、2007年)

2.森村誠一著/棟居刑事の情熱(KADOKAWA、2016年)

〈感想、メモ〉

1.親鸞述、五木寛之訳/私訳歎異抄(東京書籍、2007年)

五木寛之による『歎異抄』の訳。再読。今回は解説の寛喜の大飢饉についての部分が印象に残った。『吾妻鏡』や定家の『明月記』などから飢饉についての記述が引かれる。解説は五味文彦。

2.森村誠一著/棟居刑事の情熱(KADOKAWA、2016年)

推理小説である。初版は平成9年の5月とある。作中に地上げ屋やバブルなどの語が出てきている。

警視庁捜査一課の棟居弘一良刑事の登山の場面から物語が始まる。上高地、梓川、穂高、河童橋、新島々、涸沢、中央線といった地名、建築物名、路線名が登場する。

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(敬称略)

(上の二冊はサピエ図書館所蔵の点字データを用いました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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