2024年3月10日から17日までの期間に次の本を読み終えた。2~4はkindle版をAndroidのTalkBack機能で聴く。
1.ルドルフ・シュタイナー著/病気と治療(イザラ書房、1992年)
2.栗本薫著/グイン・サーガ 第六巻 アルゴスの黒太子(早川書房、1981年)
3.栗本薫著/グイン・サーガ 第七巻 望郷の聖双生児(早川書房、1981年)
4.アンヌ・フルダ著、加藤かおり訳/エマニュエル・マクロン ーフランス大統領に上り詰めた完璧な青年ー (プレジデント社、2018年)
〈メモ、感想など〉
1.ルドルフ・シュタイナー著/病気と治療(イザラ書房、1992年)
巻末の著者紹介によると、著者ルドルフ・シュタイナー(1861~1925)は、プラトン哲学、アリストテレス哲学、ゲーテの自然科学を通してアントロポゾフィー(Anthroposophy)を樹立したとのこと。
最初の章に、「(以下引用)病気は、人生にとって大きな意味を持っています。(引用終わり)」という文章がある。本書でなされる解説は、上のアントロポゾフィに基づいているようで、ブログ執筆者にとっては聞いたことはあるが詳しい意味は知らない用語が多く出てきたので、また後日読みなおそうと考えている。
パラケルススの言葉が引用されていたのが印象的だった。
〈関連記事 パラケルススに関する文章のある澁澤龍彦の『黒魔術の手帖』(文藝春秋)を読んだ記録を含む記事〉
2.栗本薫著/グイン・サーガ 第六巻 アルゴスの黒太子(早川書房、1981年)
グイン・サーガの第二部である陰謀編の最初の巻。
〈関連記事 前巻を読んだ記録を含む記事〉
中野信子著『世界の頭のいい人がやっていることを1冊にまとめてみた』などを読了
3.栗本薫著/グイン・サーガ 第七巻 望郷の聖双生児(早川書房、1981年)
登場人物はスカール、ベック、マリウス、アストリアス、ナリス、アムネリス、イシュトヴァーン、グイン、リンダ、レムスほか。
登場する場所で印象的だったのは、パロの宿場町ユノ、ノスフェラスのケス河など。
4.アンヌ・フルダ著、加藤かおり訳/エマニュエル・マクロン ーフランス大統領に上り詰めた完璧な青年ー (プレジデント社、2018年)
エマニュエル・マクロンの伝記。
印象的だったのは、第八章の中の「〝巨額の取引〟」という節。タイトルにある取引は、マクロンのロチルド銀行勤務時代、彼がまとめたネスレ社がファイザー社の離乳食部門を買収した案件のことである。
ほか、フランスの文学に関するエピソードも多く、興味を持って読んだ。
〈関連記事 マクロンについても触れる個所のある『ゴーン・ショック!』(渡邉哲也著、徳間書店)を読んだ記録を含む記事〉
(以上、敬称略)
(『病気と治療』はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
(上の画像はAI PICASSOにより生成されました。2024年8月7日加筆)
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