令和4年11月6日、次の二冊を読み終えた。
1.東野圭吾著/麒麟の翼(講談社、2011年)
2.鞭羊子著/ユングが教える夢の心理判断(河出書房新社、1996年)
〈感想、メモ〉
1.東野圭吾著/麒麟の翼(講談社、2011年)
推理小説。日本橋の麒麟像の台座近くで男が絶命する場面から物語が始まる。加賀恭一郎のシリーズ。映像作品化もされているようだ。
著者紹介欄によると、著者東野圭吾(Higashino Keigo、1958~)は大阪府の生まれとのこと。
〈関連記事 東野圭吾作品(短編集『予知夢』(文藝春秋))を読んだ記録を含む記事〉
2.鞭羊子著/ユングが教える夢の心理判断(河出書房新社、1996年)
再読。夢をどのように解釈するかの指針が語られている本。夢を解釈する際に参照することを想定して作られているようである。
著者紹介の欄によると、著者鞭羊子(Muchi youko)は愛知県の生まれとのこと。秋山さと子に師事してユング心理学を学んだ、とある。この著作の発行当時、臨床も行っているようであり、同欄で盲導犬と過ごす視覚障碍者の夢分析を行っていることを記してあったのが印象に残る。
〈ユングに関する本を読んだことについての過去記事〉
(1)山中康裕の『臨床ユング心理学』を読んだ記録を含む記事
(2)秋山さと子の『占いとユング心理学』を読んだ記録を含む記事
(敬称略)
(上の二冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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