令和4年12月16日、朝日新聞横浜支局著『追跡リクルート疑惑 スクープ取材に燃えた121日』(朝日新聞社、1988年)を読み終えた。当時の報道はほとんど覚えていなかったので新鮮な気持ちで読み進めることができた。政治家やその秘書、株を受け取ったとされる報道関係者の名前は記憶していなかった。竹下登や加藤紘一、宮沢喜一などは覚えていたが、「この人もそうだったかな」という名前も登場する。塚本三郎への電話インタビューの様子や安倍晋太郎の秘書への取材の経緯、株の譲渡先が記された資料に歌川令三の名前を記者が見つける場面などが印象的だった。
(敬称略)
(『追跡リクルート疑惑 スクープ取材に燃えた121日』はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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