令和5年1月8日、次の二冊を読み終えた。
1.小泉義之著/レヴィナス 何のために生きるのか(日本放送出版協会、2003年)
2.小林昌裕著/「勇気」と「お金」の法則 ふがいない僕が年下の億万長者から教わった(朝日新聞出版、2018年)
〈感想、メモ〉
1.小泉義之著/レヴィナス 何のために生きるのか(日本放送出版協会、2003年)
この数年、レヴィナスの思想は重要なのではないかと考えている。『全体性と無限』もkindleで(iPhoneのVoiceOverを用いて)聴いているのだが、やはり難しい。それで、入門書や関連書籍を読みながら『全体性と無限』に取り組むことにした。この『レヴィナス 何のために生きるのか』の著者は哲学者、その著書にはドゥルーズ、デカルト、フーコーに関するものなどがある。
この『レヴィナス』では、「兄弟」というkeyword周辺についての解説が興味深かった。
2.小林昌裕著/「勇気」と「お金」の法則 ふがいない僕が年下の億万長者から教わった(朝日新聞出版、2018年)
著者紹介によると、1982年生まれの著者はロバート・キヨサキの著書『金持ち父さん貧乏父さん』を読んだことがきっかけで2009年にサラリーマンをしながら不動産投資を始めたとのこと。この本は小説の形をとった自己啓発本と呼べるものだと思うが、中で引用される作家も面白いと思った。著者紹介でも触れられているロバート・キヨサキについては本編でも語られている。また、イギリスの思想家であるジェームズ・アレンの言葉も取り上げられている。
(敬称略)
(上の二冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
(上の画像はAI PICASSOにより生成されました。2024年8月10日加筆)
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