iPhoneのVoiceOver機能で南方熊楠の『易の占いして金取り出したること』を聴いた。Amazonのkindleでダウンロードしたもの。最初は読みがおかしいので、まずは聴くだけに終わる。内容を把握できなくても通読する。
次に、出来るだけ読みを設定するために1ページごとに聴き進める。この時、サピエ図書館の青空文庫のデータを利用する。こちらのデータには()で読みを書き込んであるので、基本的にこの読みに従うことにしている。今回は「金」の読みを「こがね」に設定する。ただし、いつも「こがね」と読ませるわけにもいかないので、前後も含めて設定に入力する。これだけでもかなり聴きやすくなった。読みを入力するにあたっては、サピエのデータのほかにコトバンクなどのページも参考にする。
また、今回はまだVoiceOverの読みかたの設定はしなかったが、固有名詞の読みを調べるのにYouTubeも参考にしている。
『占いとユング心理学』(秋山さと子著、KKベストセラーズ)で易経が取り上げられていたのを読んで以来、易経について時々調べている。青空文庫にいくつか易に関する本が作成されていた。今後読むのが楽しみである。
南方熊楠著/易の占いして金取り出したること(青空文庫、2002年作成ファイル)
〈参考ページ〉
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