令和5年1月19日、ジェームズ・ラヴロックの『ガイアの復讐』の第4章の二つ目のパートを読み終えた。北極やグリーンランドの氷について書かれた部分である。
氷河時代の地球の姿が描かれる。イギリスのほぼ全域は3000メートルの氷に埋もれており、海水面が現在よりも120メートルも低かったといったことが述べられる。壮大なスケールの話で、想像するのはなかなか楽しい。
グリーンランド、北極の氷が解けた場合にどのような状況が起こるか、などについても語られる。
氷河時代、ツンドラ、メキシコ湾流など、一度はどこかで読んだことのある語句が出てくるも、なかなか綿密な想像ができなかったので、今後またほかの本などで調べたいと思った。
ジェームズ・ラヴロック著、秋元勇巳監修、竹村健一訳/ガイアの復讐(中央公論新社、2006年)
(敬称略)
(『ガイアの復讐』はサピエ図書館の点字データで読んでいます。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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