令和5年1月4日、次の二冊を読み終えた。
1.テリー伊藤著/俺の巨匠 70年代の黄金期をつくった12人の天才クリエイターたち(ぴあ、2004年)
2.小野正嗣著/九年前の祈り(講談社、2014年)
〈感想、メモ〉
1.テリー伊藤著/俺の巨匠 70年代の黄金期をつくった12人の天才クリエイターたち(ぴあ、2004年)
くろすとしゆき、田邊昭知、生沢徹、山口小夜子、夏木陽介、カルメン・マキ、寺内タケシ、篠山紀信、さいとう・たかを、横尾忠則、マイク真木、浅川マキの12人のインタビューが収められる。インタビュアーはテリー伊藤。田邊昭知のスパイダー図時代のエピソード、寺内タケシのオリジナルのエレキギターの話などが特に面白かった。
2.小野正嗣著/九年前の祈り(講談社、2014年)
小説。主人公は35歳の女性さなえ。主人公は離婚し、幼い息子を連れて故郷へ帰る。郷里の海辺の町の人々、そこを訪れる人たちが登場し、小説全体としてはその土地にかかわる人々の群像劇となっている。読みごたえがあった。
(敬称略)
(上の二冊はサピエの点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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