2022年10月31日、次の二冊を再読した。
1.酒井照空著/至誠 周公旦の人間像(文芸社、1999年)
2.栗本薫著/グイン・サーガ第12巻 紅の密使(早川書房、1982年)
〈感想、メモ〉
1.酒井照空著/至誠 周公旦の人間像(文芸社、1999年)
今回は紂王と妲己が描かれる部分が印象的だった。諸説あるようだが、この著作では妲己が悪女であるとの立場がとられている。妲己の登場以後、政治が乱れ、税は上昇し民が圧迫されることとなったとの認識が示される。
2.栗本薫著/グイン・サーガ第12巻 紅の密使(早川書房、1982年)
前半では沿海州のリーダーたちによる会議の様子が描かれる。会議はアグラーヤの首都ヴァーレンで行われる。
「第一話 ヴァーレン会議 (一)」、「第二話 ヴァーレン会議 (二)」、「第三話 紅の密使」、「第四話 レムス初陣」(以上、目次から引用)という構成。
この第12巻の登場人物はカメロン、イシュトヴァーン、アンダヌス、リンダ、レムスほか。
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(敬称略)
(上の二冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)
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